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コースマップに記載されております各コースの中には、雨などの自然災害等によって通行規制(通行止めなど)がかかることがあります。
現在、稚内公園フットパス「百年記念塔コース」にある「育みの里コース」は、熊出没と一部区間のルート崩落により、利用者の方々の安全確保のため通行できなくなっております。
詳細については、稚内市教育委員会 社会教育Gへお問合せください。
電話:0162-23-6520
稚内三大景勝地である日本最北端・宗谷岬の後背地に広がる丘陵をステージとしており、1万年前に終わった氷河期に形成されたといわれる周氷河地形はなだらかな稜線となり、アイルランドの丘陵に似ているともいわれています。
ロングコースは最北端をスタート地点として、放牧されている肉牛や道端の高山植物の花々を楽しみながらウォークすることができます。後半となる(ショートコースのスタート)からは周氷河地形を楽しみながら、57基の大風車群、サハリンの島影や最後の下りでは利尻山を見ることができます。
ゴールは宗谷護国寺跡がある歴史公園へとつながる変化に富んだコースです。
稚内公園氷雪の門コース
日本最北の駅である稚内駅をスタート地点として、高台に位置する稚内公園を巡り稚内駅に戻るコースです。
このコースは市街地を通り北門神社の階段と境内を通過して、短歌が刻まれた標柱を楽しみながら公園へと上っていきます。公園からは稚内港や市街地、宗谷岬、サハリンの島影が望め、氷雪の門や九人の乙女の慰霊碑などが多く建立されております。ショートコースはここが折り返し地点になります。
帰りに北海道遺産である北防波堤ドームをご覧いただくと一層楽しむことができます。
稚内公園百年記念塔コース(現在ご利用いただけません)
※稚内公園百年記念塔コースは、現在ご利用いただけません。
令和3年7月から熊の目撃情報や一部区間のルート崩壊により、利用される方々の安全確保のために通行できなくなっております。稚内公園氷雪の門コースについてはご利用可能です。
ショートコースと同じく稚内駅をスタート地点として、稚内駅に戻るコースです。ショートコ ースの折り返し地点から、さらに稚内市の開基100周年を記念して建立された百年記念塔へと進みます。記念塔の近くでは文芸の小径、北方植物園が楽しめます。記念塔を越えると右手に「育みの里コース」の看板を目印に下りのコースに入ります。ここからは森林コースとなり昭和の初期に稚内市の水源のであった3つの貯水池を巡るコースとなります。
はじめの貯水池には「あずまや」があるのでひと休みも可能です。森林道は適度なアップダウンがあり、季節毎の草花などが楽しめるコースになっています。
市街地に戻ってから稚内駅に戻る途中で北海道遺産の北防波堤ドームに立ち寄ることもできます。
日本最北の駅である稚内駅をスタート地点としており、北海道遺産の北防波堤ドームをご覧いただいて西の突端ノシャップ岬まで宗谷湾に沿っていくコースで、対岸に宗谷岬や風車群などを見ることができます。
コース後半はコンブの干場や水産加工場が立ち並び、水産のまちである稚内を感じることができます。ゴールのノシャップ岬には、珍しい寒流系の魚類の水族館や南極越冬隊の資料展示がされている青少年科学館があります。また、岬からは利尻島・礼文島を望むことができ、夕日が感動的な情景をつくりだしています。
空の玄関口、稚内空港をスタート地点として湿原や沼をみて空港に戻るコースです。メグマ沼は、円い形の神秘的な海跡湖で、自然のままで保存状態が極めてよい沼です。沼周辺の湿原は、中高層湿原に属し、エゾカンゾウ・ミズバショウ・ノハナショウブ・ワタスゲ・エゾイソツツジなど200種を超える植物が確認されています。
また多くの野鳥が飛来するこの沼は、バードウォッチングにも最適なところです。3.5キロメートルの散策用遊歩道(木道)が設けられており、空港からこれほどの近い距離で楽しめる湿原は数多くないと思います。